近頃の間取りは家族空間の中心をリビングにしていますが、リビングを応接間のように考えている人がいたり、茶の間主義者が多かったりするのを考えると、生活の実態はリビング中心でない家庭が多いのではないでしょうか。茶の間主義とまでは徹底できず、さりとてリビングセットでは所在ないという人もかなりいます。そんなのは食卓中心型と呼んでよさそうです。家族が皆でテーブルを囲む食事は、昔から「同じ釜の飯を食った仲」といわれるように、家族が家族であることを最もよく確認できる毎日のイベントと言うことができます。
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だから食卓中心型が出てきて自然です。食事が済んだら、すぐに席を離れるでしょうか。食卓から見えるところにテレビがあったりすれば、テレビを見ながら、食後はコーヒータイムに連続して、そのまま食卓に居つづけるのではありませんか。食卓中心型だとこうなります。アメリカの家も実はこのタイプが多いのです。エントランスから入るリビング・ダイニングルームとは別に、その奥にファミリールームと呼ぶ部屋があったりするのです。