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おもしろい本を読んだ

おもしろい本を読みました。『セックス・アンド・ブレイン』(ショー・ダーデン・スミスとダイアン・シモーヌの共著)です。これは永遠の課題であるところの「男と女の性の特徴は先天的に決まっているのか、それとも後天的につくられていくのか」に最新の科学のメスを入れたものです。男女のさまざまなちがいは根源的なもの、自然界の法則で定められた人智を超えたもののようでもあるし、誕生後に接触した文化、環境の影響で、とくに男の子として、あるいは女の子らしく育てられることによって生じるようでもあり、このことを古来学者たちが論陣を張って対立していたのです。私はただなんとなく先天的に決まっているのではないかと思っていたのですが、案の定、この本の結論もそうでした。「肉体と脳(心)の化学作用は、誕生前にオス型、メス型にわかれ、それを越えられぬという制約がある」と断じ、立証しているのです。