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初経を迎えた少女の心理学

めまぐるしくからだが変化するティーン期にあって、もっとも大きな事件なのが初経だろう。ティーンたちはこの大事件に遭遇したとき、いったいどんな気持ちになるのか、ワコールは中学生にきいてみた。その結果を要約すると、「ドキドキ」し、「恥ずかし」く、「人に知られたくない」けれど、「当然だと思った」ということになる。いちばん多かったのが、「人に知られたくなかった」で四七・三パーセント、「誰かに打ち明けたいと思った」はわずか一九・九パーセントでしかなかった。次に多かったのが、「ドキドキした」で四四・〇パーセント。「恥ずかしかった」が四三・〇パーセント。一方、「平気だった」、「恥ずかしいとは思わなかった」と答えた中学生も多く、ショックはショックだが、知識として事前に知っていることが大半のため、さほどの動揺はみられないという一面もあることがわかっている。また、女性であることの証明でもある初経は、大きな転換期であり、これを迎えたときの心理状態の明暗はハッキリと分かれている。初経を迎えて「暗い気分になった」と答えた中学生が三七・四パーセントなのに対して、「明るい気分になった」と答えた者が二二・八パーセントいる。だが、おしなべて初経を迎えたティーンたちは、「当然だと思った」という印象を抱いているようだ。この調査でも四二・六パーセントがこう答えており、ことさら「もうこどもではないと思った」と答えた者は一八・六パーセントと少ない。性知識が豊かになった分だけ、当然と受けとめる割合が高くなったと思われるが、それでもやはり実際に出血をみるとショックを感じてしまうらしい。ふつう、初経後、月経周期が順調になるまでの期間は三か月〜七か月である。その間は、不安定な状態が続く。また、どれだけの量の出血があるかというと、個人差が大きいものの、一〇〜二〇〇ミリリットルとされている。初経を迎えると生理用ショーツをつけることになるが、学年による平均所有枚数を調べたところ、その差はほとんどなく、だいたい平均して一人、三枚をもっていることがわかっている。からだの変化、そして初経。少女はしだいに女性として自覚していくのだ。

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