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低分化腺癌だから術後再発の心配がある

私が、医師の癌発症を知ったのは、彼が胃カメラを受けた当日の午後、同僚の消化器内科医師からその両像について相談されたときであった。本人も書いているとおり、組織検査が出る前に、やはり、胃癌であろうと判断された。明らかに早期ではない。転移がないことは幸いであったが、?期または?期、病理の結果は、低分化腺癌であったから、手術後も再発の心配はある。定型的手術のあと、飲み薬の抗癌剤による再発予防と、再発チェックが欠かせない。これらのことを彼も一瞬で理解したに違いない。こうしてみると、医師という職業人は、自分の健康をも客体として客観化せざるを得ない業を負っているとも言える。